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「JR津山線はいいぞ」は、岡山と県北津山を結ぶ地方交通線。非電化で、気動車の走る路線です。私鉄の中国鉄道として開業後、国鉄・JRと120年を経て、里山の中を巡り続ける、地域公共交通と、都市間連絡を担う「JR津山線■」を中心に、発信(応援)するサイトです。
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現在開催されている「美作三湯芸術温度」に合わせ、クラブツーリズムのツアー(県・JR等との共同企画)で、「美作三湯芸術温度スローライフ列車」が10月5日に運行されました。
JRの公表では、津山⇔智頭の運転でしたが、(JRのサイトへ)
この旅行商品を販売していた、クラブツーリズムのサイトでは、首都圏発のツアーで美作三湯、瀬戸内芸術祭等を組み合わせたプランで売り出されていて、岡山からの利用客の利便性を考え、岡山から、このスローライフ列車に連絡するリレー号を走らせたようです。岡山から参加の募集もありました。
又、前日岡山から、湯原温泉へバスで入ったお客さんには、勝山から臨時列車を利用できる様、勝山始発で運行されたようです。
「美作三湯芸術温度」についてはこちらから
各温泉のバナーをクリックすると各々の温泉のHPにリンクします。
(岡山⇒津山)
今回の臨時列車は、キハ40の1両で運行されました。ダイヤは公表されていませんが、従来の臨時列車のダイヤで岡山発9:20過ぎで津山着が11:20頃のダイヤではないかと考えられます。前後にヘッドマークが掲げられ、単行列車ではレアものかと考えます。このダイヤでは、福渡の側線に長時間停車し、後続の3934Dに途を譲ると共に、3935Dと交換し、所謂、3列車並びが見れたようです。撮影者の承諾をいただきましたので、福渡のリレー号の写真を紹介します。
列車の津山方
「岡山果物時間」のHM
列車の岡山方
「クラブツツーリズム」のHM
福渡での3列車並び
右端の列車がリレー号
津山⇔智頭は、従来の「みまさかスローライフ列車」のダイヤで運行されたようです。車両はノスタルジーの基本編成キハ47×2でした。前後にはクラブツーリズムのヘッドマークと、桃の形の「岡山果物時間」のヘッドマークガ掲げられていました。復路の写真を岡山の岡本さんから提供いただきましたので紹介します。
列車の智頭方
美作河井~知和
美作加茂で運転停車
行き先標示に「急行」
加茂川橋梁を渡る列車
美作滝尾~高野
温泉と鉄道について・・・バスも
昭和30年代から後半から、40年代にかけての、生活に多少の余裕ができたものの、娯楽が未だ限られた中、手頃な娯楽の一つは温泉旅行でした。しかし道路整備が不十分で、マイカー時代到来以前の時代背景の中、京阪神(又は広島等の都市圏)から美作三湯に向けた温泉客輸送に、姫新線の急行「みまさか」が活躍していました。又、温泉客に特化した形で「やまのゆ」という愛称の列車も走っていました。
第1期:昭和30年代末~昭和40年代初期の急行「やまのゆ」
・・・ 中国勝山~姫路~大阪~京都
第2期:昭和40年代初~昭和47年新幹線岡山開業迄の週末「やまのゆ」
・・・ 糸崎~岡山~津山~中国勝山 ~林野
第3期:昭和47年~昭和55年頃の急行「やまのゆ」
・・・ 広島~(芸備線)~新見~津山