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「JR津山線はいいぞ」は、岡山と県北津山を結ぶ地方交通線。非電化で、気動車の走る路線です。私鉄の中国鉄道として開業後、国鉄・JRと120年を経て、里山の中を巡り続ける、地域公共交通と、都市間連絡を担う「JR津山線■」を中心に、発信(応援)するサイトです。
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ーこの頁の背景は「裏辺研究所 愛称別列車ガイド 在来線急行列車」よりお借りしました-
2018/4作成-2018/9,2020/8訂補
準急「砂丘」運行開始<中央町史より>
「但馬」を併結し長大編成となって大阪を目指した(但馬1号・みまさか1号 姫路 裏辺研究所さん愛称別列車から)
1889年に、「みまさか」・「みささ」廃止
専用塗色の快速「ことぶき」(当初指定席有)、急行も「つやま」として58系で存続した。その後一般形のキハ48に。
キハ48(広島色)の急行「つやま」(亀甲)
(1966年頃):「急行」に
■黎明期(1960年頃):準急列車の設定
・姫新・因美:みまさか(やまのゆ)・みささ(伯耆)・・・鳥取中東部・美作⇔京阪神の輸送を担う
・津山・因美・姫新:砂丘(当初宇野始発)・ひるぜん・・・岡山⇔鳥取 都市間連絡を担う
この時期、美作地域から、京阪神以遠への足は、岡山経由ではなく、「みまさか」を利用し、大阪経由が一般的。3往復運行。朝、夜の「みまさか1.3号」は、モノクラス6両。姫路から「但馬」併結で13両編成で大阪へ。
■転機そのⅠ(1972年頃):新幹線岡山延伸
津山・因美:砂丘3往復化(1972)となり、山陽新幹線ー陰陽連絡機能を担う。その後、1985年には、「みささ」置き換えで1往復増。1989年には、みささ全廃で、1往復増(砂丘は鳥取区の車輛)
鳥取~岡山は最速列車で2時間25分。岡山~津山は58分
1988年には、グリーン車を半室化したキロハ、そして1992年には、専用塗色・0系新幹線シート換装のアコモ車登場
■転機そのⅡ(1975年頃):ハイウェイバス登場
中国高速線開業:1975年11月、神姫バスと国鉄バスでフリクェンシーサービス開始(概ね30分毎)
姫新線:対京阪神輸送の座を高速バスへ譲る。
急行削減:1985年 みささ、みまさか1往復に
1989年 廃止
「バス隆盛」とはいうものの、最近は利用客が減少。2009年には32⇒24本に削減。交通系ICカードが利用できる。
■転機そのⅢ(1997年頃):智頭鉄道の開業
上郡~智頭の第3セクター高規格路線の智頭鉄道が開通。振り子式の特急型気動車で鳥取~大阪が2時間半。岡山~鳥取は「いなば」、その後187系の「スーパーいなば」に
津山線・因美南線(津山~智頭):1997年砂丘廃止により陰陽連絡を智頭鉄道にその座を譲る。
地元の要請で、急行「つやま」(岡山~津山~(快速)~智頭)で存続されるたが、1999年岡山~津山に短縮。2003年キハ48(一般形車両)に変更。遜色急行と揶揄された。土砂崩れで運休を繰り返した後、2009年廃止
分割・併合の実際(昭和61年)
1986年5月の「みまさか・みささ」と「砂丘4号」の津山駅での分割・併合をアニメーション化してみました。参考:鉄道ジャーナル1986年8月号
■キハ65について
非力なキハ28(180PS×1)、2機関の58の保守面の煩雑等を考慮し開発された500PSエンジンをもつ車両。形状はキハ58系に準ずるが、ドアが折戸、トイレがない、窓が二段ユニット窓などが異なる。山岳路線走行列車の編成に加えられていた。
車内は、急行型客車12系に準じておりシートピッチが大
58.28についてはこちらを
■準急「ひるぜん」が走り始めた頃。
津山→岡山1時間15分
■急行「ひるぜん」、「砂丘」体制の頃
この時代、姫新線には「みまさか」「みささ」が長大編成で往来していた。
津山→岡山:1時間18~20分
■「砂丘」発展期(昭和47年~)
新幹線岡山延伸で急行「砂丘」3往復体制に、「ひるぜん」は快速化
津山→岡山:1時間8分~16分
■「砂丘」隆盛期
急行「砂丘」5往復体制
津山→岡山:1時間4分~10分
■「砂丘」終焉期
高速化工事完了後。キハ120導入時。
岡山→津山:58分~1時間8分
120快速で62分(120単行)
■「つやま」期
当初は、58系で、智頭迄。その後、広島色キハ48で運行。平成20年廃止。
津山→岡山:1時間1分
快速(キハ47):1時間3分~7分
■キハ47が急行色で登場
平成28年国鉄一般色に塗装されていたノスタルジー車両が、検査と同時期に塗色変更。令和2年度の春臨に向けての登場でしたが、コロナ蔓延と重なり、中止となったため、定期列車で運用中。(2020/6/1)
2020/6追記