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「JR津山線はいいぞ」は、岡山と県北津山を結ぶ地方交通線。非電化で、気動車の走る路線です。私鉄の中国鉄道として開業後、国鉄・JRと120年を経て、里山の中を巡り続ける、地域公共交通と、都市間連絡を担う「JR津山線■」を中心に、発信(応援)するサイトです。
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2018-9-20補訂
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このページの作成にあたっては、久保豪著「津山線・吉備線百年史」を参考にさせていただきました。又、JTB発行の復刻版時刻表、Web版時刻表、等により作成しております。
▷明治31年 中国鉄道開業
明治31年
出展:久保豪著「津山線・吉備線百年史」
高瀬舟で6時間を要した岡山金川間が40分になり、人力車の激減、高瀬舟に荷物も、鉄道に移行し、岡山河岸の仲仕は半減とあり、大きな打撃を受けたとみられる。[出典:御津町史]
▷明治37年 岡山駅延伸
▷明治43年 法界院駅開業
明治43年
出展:久保豪著「津山線・吉備線百年史」
▷大正元年 牧山停留所開業
▷大正12年 津山⇒津山口改称、津山口~津山延伸(作備線支線)、佐良山停留所開業
▷昭和4年 原、神目停留所開業
▷昭和9年 室戸台風の水害で、旭川橋梁流出
渡船連絡の入った時刻表
旭川橋梁の流出はこちらの画像から
昭和15年
出展:「中鐡九十年の歩み」より
昭和11年岡山~津山で2時間を切っている。15年でも、気動車(ガソリンカー)で1時間代。蒸気機関車では2時間強。混合列車は、貨車入換有、3時間以上。当時のバスの時刻表はこちら
昭和17年
出展:久保豪著「津山線・吉備線百年史」
昭和17年の時刻表では2時間を超えている。ガソリン規制で、気動車に木炭瓦斯発生装置設置。但し、吉備線のみの運用だった模様。
▷昭和19年6月 中国鉄道国有化
昭和19年
出展:久保豪著「津山線・吉備線百年史」
昭和22年
岡山~津山:7往復、岡山~福渡:1往復。所要時間は概ね2時間半。蒸気機関車牽引列車だったと推測
650番代は3時間上:混合列車?
JTB復刻版時刻表参照
▷昭和24年 日本国有鉄道(国鉄)発足
昭和25年
JTB復刻版時刻表参照
岡山~津山:8往復、岡山~福渡:1往復。所要時間は概ね2時間。SL牽引列車だったと推測
≪注目点≫列車番号:通常列車番号は下りが奇数、上りが偶数となる。昭和22年は津山⇒岡山:偶数昭和25年は津山⇒岡山が奇数(下り)となっており、それは現在迄続いている。一説には、津山からの方が基点東京に近いからだとあるが・・・
▷昭和29年 気動車(岡山~福渡)41500型7両⇒津山線へ(推測)
昭和29年
出展:久保豪著「津山線・吉備線百年史」
▷昭和31年 小原駅開業
開業の様子はこちらの画像から
津山⇒岡山時刻表
津山~岡山:8本。区間列車は、津山~福渡:1。福渡~岡山:4本(うち3本気動車。気動車は岡山機関支区の担当範囲だけの運行だったようだ。
▷昭和31年 ディーゼルカーキハ16、17(岡鉄局在籍昭和32年以降)
昭和31年
JTB復刻版時刻表参照
津山⇒岡山時刻表
津山~岡山:13本。気動車が導入されたようで、610番代汽車。以外は気動車。鳥取発、加茂、河井、玉柏発とかも。快速表示はないが、美作加茂発の列車、津山~岡山1時間22分です。
▷昭和35年 準急ひるぜん登場(昭和43年急行化)
昭和36年
JTB復刻版時刻表参照
津山⇒岡山時刻表
準急「ひるぜん」登場。所要1時間16分です。津山~岡山:15本。夕方に快速設定があります。
▷昭和37年 砂丘(準急⇒昭和41年急行・44年グリーン車)
▷昭和43年 津山駅にみどりの窓口設置(県下3番目)
昭和46年
JTB時刻表参照
津山⇒岡山時刻表
急行「ひるぜん」、「砂丘」各1本。岡山津山間78分~80分。
この年3月に無煙化されたが、4本の客車列車残存。普通は90分~120分。鳥取直通7本。勝山発も3本。そのうち注目は、「週末やまのゆ」広島~岡山~津山勝山の列車で、土曜日、併結で急行。日曜は岡山迄普通で運転された。翌年昭和47年の新幹線岡山延伸により、陰陽連絡の幕が切って降ろされる
▷昭和46年 SL廃止⇒DL牽引、野々口、弓削、亀甲フロント委託化。 玉柏(運転要員有、牧山、建部、神目、誕生時、佐良山、津山口無人化
▷昭和47年 新幹線岡山延伸(陰陽連絡へ)
◇昭和47年7月に伯備線が水害で不通になり、「やくも」 の迂回運転の為、キハ181が津山線に入線。
▷昭和48年 津山線 貨物廃止
津山線走行の様子はこちらの画像から
昭和55年
WEB版時刻表参照
津山⇒岡山時刻表
「ひるぜん」快速化、「砂丘」3往復(内1往復は津山~みささ併結)。客車列車は1本設定。普通は90分~120分。鳥取直通、普通7本。快速も4本設定(福渡以南は各停)
▷昭和57年 6月30日 客車列車廃止
▷昭和57年 CTC化(通票閉塞→自動閉塞):玉柏棒線化で、運転要員廃止。牧山交換駅化(閉塞区間の適正化?)
▷昭和58年 野々口駅無人化・津山駅自動券売機設置
▷昭和62年 JR発足
平成2年
JTB時刻表参照
津山⇒岡山時刻表
「砂丘」5往復内1往復亀甲、弓削通過。64分。「みささ・みまさか」は廃止。全列車気動車。普通は90~100分。普通の鳥取直通無し。
▷平成8年高速化完成
平成9年
JTB時刻表参照
津山⇒岡山時刻表
「砂丘」5往復。内最速58分。高速化工事後も急行は最高速度は85kmのまま。既に高規格の智頭急行が開通しており陰陽連絡機能は、そちらに移っていた。
▷砂丘廃止⇒陰陽連絡から都市間連絡へ
▷急行つやま、快速ことぶき誕生
平成11年
JTB時刻表参照
津山⇒岡山時刻表
「つやま」:砂丘車両で1往復設定。その後車両は58系から一般形48へ変更。快速「ことぶき」の名称は公募。窓枠濃いグレーの専用車。指定席は不評でやがて廃止。
▷急行つやま⇒一般形48系へ⇒平成21年廃止
平成28年
JTB時刻表参照
津山⇒岡山時刻表
「快速ことぶき」7.5往復ダイヤ定着。120の運行は2往復のみ。岡山DCに合わせ、ことぶき2往復が、みまさかノスタルジーで土日運転。
※「みまさかノスタルジー」:岡山ディスティネーションキャンペーン中に、岡山~津山に設定
昭和26年以降、戦後のバスダイヤの変遷をモータリゼーションの進展と共に見た「岡山・津山間バス輸送の変遷 戦後編」は、下のボタンから