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「JR津山線はいいぞ」は、岡山と県北津山を結ぶ地方交通線。非電化で、気動車の走る路線です。私鉄の中国鉄道として開業後、国鉄・JRと120年を経て、里山の中を巡り続ける、地域公共交通と、都市間連絡を担う「JR津山線■」を中心に、発信(応援)するサイトです。
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詳細は:小西伸彦著「鉄道遺産を歩く」、「みまさか鉄道ものがたり」参照
2021/5/17訂補
◇画像をクリックすると拡大します。
津山線には、岡山方から手立、箕地、福渡の3トンネルがある。
①手立トンネル(牧山~野々口)
②箕地トンネル(金川~建部)
③福渡トンネル(福渡~神目)
いずれも、鉄作乙第4375号型のトンネル。坑門は煉瓦と石造り、断面が狭小な為、車両と壁面との余裕が少なく、速度制限がかかる。隧道内に勾配と、カーブがあることが、より車両限界と建築限界の余裕を小さくしていると推測される。
▮手立トンネル
-
区間:牧山~野々口
-
延長:505.8m
御津町史には、牧山小学校西の手立の坂で機関車が空転し、下牧辺りまで戻って再び坂に挑む様子が記されている。
牧山方:2018/8/5 941Dより(撮影:花江さん)
野々口方:942D後方より
牧山からは旭川沿いから、左にかじを取りS字カーブを上っていく。
野々口からは直線の線路を登って、左に曲がって隧道にはいる。
▮箕地トンネル
-
区間:金川~建部
-
延長:746.3m
津山線の最長隧道。勾配も大きく、蒸気機関車時代には、登坂に難渋した。現在でも、断面が狭小である上、急カーブもあり、大きく速度制限がかかる。40系:30㎞/h 120:55㎞/h
金川方:「山陽鉄道ちゃんねる」さんの撮影動画より
建部方:942D車内から
金川から宇甘川に沿い、暫く走り、やがて、山に分け入っていく。(坂を上る列車942D後方から)
建部駅~箕地隧道の坂を登る3935D
▮福渡トンネル
-
区間:福渡~神目
-
延長:65m
福渡駅の神目方、国道53号線沿いで、比較的容易に見ることができる。唯一平坦部にあるトンネル。
福渡方(2017/4/23撮影)
福渡隧道神目方
942D車内より
トンネルをぬけ、福渡に入る列車(岡本さん撮影)
隧道構造
津山線の隧道坑門構内構造
坑門の、笠石、帯石、追石、坑内の側壁、翼壁が、花崗岩。面壁、壁柱、パラペット、坑内の拱(アーチ)が煉瓦造り。坑門拱頂部には要石が配置されている。
坑門の基準寸法を記載している。(高さは路盤面からで、実際はバラスト厚み+レール高さの上に車両が通過する。
尚、箕地隧道には、壁柱はない。(スペースがない?)
壁柱は、坑門の前傾を防ぐ実用的機能を担うものの、坑門のデザインに立体感を与えているとに記述がある。(小西伸彦著「鉄道遺産を歩く」参照)
1.数値は、小野田滋著 講談社刊 「鉄道構造物を探る」参照
2.津山線が速度制限がかかるほど、建築限界に余裕がないのは、勾配の大きさや、曲線が原因?
詳細は:小西伸彦著「鉄道遺産を歩く」、「みまさか鉄道ものがたり」参照ください
煉瓦造り挟渠
第八架道橋
野々口の牧山方にあり、アーチ部煉瓦づくり、側壁・翼壁は花崗岩、(2017/4 撮影:花江さん)
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