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「JR津山線はいいぞ」は、岡山と県北津山を結ぶ地方交通線。非電化で、気動車の走る路線です。私鉄の中国鉄道として開業後、国鉄・JRと120年を経て、里山の中を巡り続ける、地域公共交通と、都市間連絡を担う「JR津山線■」を中心に、発信(応援)するサイトです。
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令和元年10月23日、昨年7月の豪雨で橋梁流失の為、最後まで不通になっていた芸備線狩留家~中三田が開通し、全線での運転が再開されました。今回、岡本さんが、再開前日と当日現地の様子を撮影されたものを提供いただきましたので、紹介いたします。
芸備線とは
芸備線は、広島と岡山県の新見(備中神代)を結ぶ地方交通線です。かつては、備後落合から木次線を経由して山陰を結ぶ急行列車が運転されていましたが、現在では、広島~三次の都市間連絡とそれぞれ拠点都市を中心とする通勤通学路線となっています。その様相は広島近郊と、山間部では大きく異なり、広島~狩留家が9000余人平均通過人員に対し、備後落合~新見では二桁となっています。
平成30年7月豪雨による被災と全面復旧への足取り
平成30年
■7月7日:広島~備中神代全線不通:白木山~狩留家(かるか)の橋梁流失、その他土砂流入、道床流出等
■8月25日:広島~下深川に続き狩留家迄運行再開
■~12月20日:備中神代~三次、段階的に運行再開
■11月:流失した、第一三篠川橋梁の復旧着手を発表(3径間下路プレートガダー 約13億円)
平成31年・令和元年
■4月4日:三次~中三田で朝夕のみの暫定的な運行再開、学校夏休み期間中は運休
■10月23日:全線での運転再開
全面復旧前日迄
●広島⇔狩留家:終日列車運行
●中三田⇔三次:朝晩列車運行(昼間 保線工事で運休)
●狩留家⇔中三田:終日列車運休
●下深川⇔三次:終日代行バス運行(当時のダイヤを見ると、上下各20本程、複数便運転の注記もある)
丁度、三次行きの代行バスがやってきました
中三田駅の待合からホームを望む
志和口の代行バス乗り場標識
奥の時刻表に目を凝らすと.三次方面の列車の到着と発車時刻表示
丁鉄道の復旧と共に、代行バスに感謝!
ホームで発車を待つ折り返し列車
左端に見える線路はPC枕木に更新
◆中三田駅:広島市安佐北区にあり、1面2線の駅。乗車人員140人/日
列車が来ない駅、白木山の時刻表
表の列車時刻の表示欄は空欄
架け替えられた第一三篠川鉄橋を行く 試運転列車
◆白木山駅:広島市安佐北区にあり、1面1線の駅。乗車人員155人/日
全面復旧当日
10月23日の全線復旧当日は、「〇〇のはなし」を用いた団体臨列車が走り詳しくはこちら、その列車の到着に合わせ歓迎行事が行われたようです。ここでは、志和口と甲立をご紹介します。
◆志和口駅:広島市安佐北区 1面2線、乗車人員390人/日 快速みよしライナーの停車駅
◆「〇〇のはなし」:新下関~東萩を運行する観光列車。キハ47を改造したもので、改造費用は自治体も負担している
天国の“りょうま”とお出迎え
志和口駅の歓迎の飾り
「祝 全線復旧の看板」
◆写真の横断幕の「りょうま」とは・・・“志和口駅に住みつき、乗客の出迎え、見送りをするうちに、JR非公認の猫駅長として親しまれていた猫の名前。2019年2月に亡くなった。
甲立駅(安芸高田市)駅頭での歓迎行事
◆甲立(こうたち)駅:安芸高田市甲田町にあり、乗車人員194人/日、快速みよしライナー停車駅
全線運転再開、この後は
10月26日(土)から12月8日迄の土日、祝日に広島~三次~庄原に上下各1本の「庄原ライナー」が運行されます、詳しくはこちら 庄原市(庄原MaaS検討協議会)からはこの列車に接続した旅行が企画提供されるようです。
※MaaS(マース:Mobility as a Service)とは、情報・通信・コミュニケーション技術を活用し、そして、車・電車・バスなどの交通手段や、またその運営主体にかかわらず、人々の活動を「1つのサービス」としてとらえ、シームレスにつなぐ、 新たな「移動」の概念です。