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「JR津山線はいいぞ」は、岡山と県北津山を結ぶ地方交通線。非電化で、気動車の走る路線です。私鉄の中国鉄道として開業後、国鉄・JRと120年を経て、里山の中を巡り続ける、地域公共交通と、都市間連絡を担う「JR津山線■」を中心に、発信(応援)するサイトです。
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2018/8---.2018/10訂補
北海道の鉄道の存続は、危ぶまれていますが、鉄道ファン花江さんの目を通し、北海道の鉄道を見てみたいと思います。具体ルートは北海道新幹線➡新函館北斗➡函館本線※➡宗谷本線☆➡稚内往復(復路は、札幌から、千歳線、室蘭線経由)
※函館本線:函館ー長万部ー小樽ー札幌ー岩見沢ー旭川を結ぶ、約420km(一部支線を除く)の長大路線。小樽~岩見沢は、札幌都市圏で電化され、輸送密度45,000前後の輸送密度があるものの、中間の長万部~小樽は約700。地域輸送には大きな差があります。函館(対本州)-札幌は、長万部から、室蘭本線、千歳線経由がメインで、特急、貨物はこちらを走ります。
☆宗谷本線:旭川ー名寄ー稚内を結ぶ、約260kmの長大な地方交通線。旭川~名寄は輸送密度約1500、名寄~稚内は300余名で、JR北海道から単独では存続できない路線とされています。一方「特急」も3往復運転され、1本は札幌に乗り入れ。
新函館北斗で、14:56発2841D長万部行(40×2)に乗車(写真は函館行4834D?)
新函館北斗経由の普通は、大沼から砂原支線へ。流山温泉駅の時刻表
キハ40の車内
16:01本線と合流する森駅に到着。16:39発迄に単行に。左は噴火湾
森駅で、停車中に、上下の北斗が行き交う。国鉄型キハ183は(臨時95号?)
こちらは、281系で運転(定期のスーパー北斗14号?)
海線と山線:函館本線は、玄関口である函館と道都札幌を結んでいるが、特急は、長万部から、室蘭本線、千歳線経由である。先の洞海湾沿いを走り海線と呼ばれる。小樽経由の山線(函館本線)の方が距離的には短いようであるが、線形が悪く速度が出ないようだ。建設中の新幹線開通後は、第三セクターになる。
八雲駅。特急も停車する。勝山くらいの町とのこと。八雲町(Wikipedia)
黒岩駅の駅名標。「くんぬい」表記はシール(北豊津が廃駅の為か)
キハ150の車内座席はふかふか
17:51長万部到着。20:00小樽行迄2時間。右がキハ150
海線・山線の起点駅長万部。長万部町についてはこちら(Wikipedia)
列車待ちの間、貨物列車が高速で通過物流の大動脈を伺わせる。
長万部駅周辺航空写真(Google Map)左下函館方から、室蘭本線がまっすぐ伸び函館本線は上方へ
22:50小樽に到着。正面は、乗車してきたキハ150。右は乗り換えの23:10発721系279M岩見沢行(終電)
札幌には、日付が変わる頃到着。素通り
岩見沢0:43着。ここで宿泊。お疲れ様。到着時刻が972Dの津山と同じ
この区間の時刻表
9:40発925Dで岩見沢を出発。キハ40単行。これで、滝川へ(迄)
滝川~旭川は特急「ライラック」利用。宗谷本線の列車時刻に間に合わせる為
普通列車で、稚内に当日中に到着するには、旭川12:31の325Dへ乗車しなければいけません。旭川~名寄は快速も含め12本。以北は4~3へ。特急は3往復。
14:01名寄着。76.2kmを90分で走破。表定速度50.8㎞。同区間は上下分離方式で高速化事業実施。
名寄駅。名寄市(Wikipedia)。「キマロキ」編成が旧名寄本線跡に展示されています。
途中、塩狩峠を越える。ここでの鉄道事故、自分を犠牲に乗客の命を救った鉄道員の話は三浦綾子の小説に!
途中の士別(特急停車駅)士別市(Wikipedia)
駅外より線路北端表示
名寄からの4327Dはキハ54。凡そ50㎞の音威子府で列車番号は変わるが、同じ車両で運行。(約1時間待ち)
19:49に4331Dは、最終目的地稚内に到着。音威子府から約130㎞、2時間40分の旅でした。
稚内は、棒線駅の様相。先には車止め正に、北端の駅です。「寒い!」野宿でなくてよかった。
復路は特急利用。一番手は稚内6:36サロベツ2号旭川行。キハ261系
名寄~稚内にある、25㎞制限標識。稚内~名寄が2時間47分。表定速度66.2㎞名寄~旭川の84.6㎞との差。
名寄~稚内にある、通過駅。Y字ポイントで、速度制限を受ける。ホームも嵩上げされていない。
旭川~札幌はカムイ20号11:00発、136㎞を85分で走破。表定速度96.5㎞の俊足。Gの有無で列車名違うのか?
札幌~新函館有斗は北斗12号。ハイデッカーG車。15:51着。183系
次は、終着函館。運転系統は、札幌を境に分割され、昔のように、網走~函館の「おおとり」の様な列車はない。
◇駅名標ア・ラ・カルト
ものの本(今ではネット)によると、柱に表示されるのは駅名標3種だそうです。ホームにある横長が2種
屋外用は1種だそうです。「塩狩駅」も列車側むいているが、玄関にあったものでしょうか?
◇「サボ」ア・ラ・カルト
岡山近郊では見なくなった「サボ」(ノスタルジー臨時では入ることがありますが)。北海道のいろいろです。
小樽~長万部は樹脂製を疑わせますが、他の二点は本格的なもので、かなり風雪に耐えてきたことを伺わせます。