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「JR津山線はいいぞ」は、岡山と県北津山を結ぶ地方交通線。非電化で、気動車の走る路線です。私鉄の中国鉄道として開業後、国鉄・JRと120年を経て、里山の中を巡り続ける、地域公共交通と、都市間連絡を担う「JR津山線■」を中心に、発信(応援)するサイトです。
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“奥出雲おろち号”は、木次線の木次(出雲市からの延長運転もあり)~備後落合を、春から秋にかけ運転されています。
車両は、12系客車を改造したもので、トロッコ車両と、控車、牽引のDLの3両編成で運転されています。
DLは、専用塗装されたDE10と、DE15が交代で運行されていましたが、DE15は、2021年度の運行終了時に、廃車回送されました。
“奥出雲おろち号”は、木次線の利用促進を目的として、1998年から運転されており、県外から利用客も多いとのこと。運行経費などを、出雲市、雲南市、奥出雲町、飯南町でなる“出雲の國・斐伊川サミット”が負担しているようです。
2021/6、JRから、車両老朽化等を理由に2023年度で運行を終了するとの発表があり、地元が列車運行の継続等を要望して、協議を進めていましたが、観光列車「あめつち」を木次線に乗り入れるJRからの提案で、合意に至ったようです。
DE10-1161が牽引するトロッコ列車
トロッコ車両を先頭にスイッチバックの出雲坂根に入線
DE10-1161によるトロッコ列車
出雲坂根駅に到着
スイッチバックの配線図と列車の行路(奥出雲トロッコ列車往路)
出雲坂根と三井野原の間は直線距離は1㎞余ですが、木次線は6.4kmをスイッチバックや、トンネルを抜け、大きく迂回して160m余り高度あげていきます。
国土地理院地図より
最後となった2021年 夏のDE15-2558が牽引するトロッコ列車
DE15-2558が牽引するトロッコ列車
往路はトロッコが先頭
トロッコ車両が先頭の往路の俯瞰
復路は機関車が先頭
復路トロッコ列車の前方から
奥出雲おろち号の後継として、入線が検討されている、観光列車「あめつち」
DE15:除雪用のディーゼル機関車 おろち号専用機は、冬季の除雪用列車として使用する際のラッセルヘッド取り付け部は残されたまま運用されていました。
出雲の国 斐伊川サミットの “奥出雲おろち号”のページは、こちら
普段の木次線は
キハ120 200番台(120の最初の番台で、250PSの鋼製車体車両)3両と0番台(330PSのステンレス製車体車両)が走っています。
200番台:配置当初は、斐伊川の渓谷美をイメージする、深緑、萌黄、山吹色の塗分けでしたが、朱色一色となっています
0番台車両
木次駅構内の留置線