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「JR津山線はいいぞ」は、岡山と県北津山を結ぶ地方交通線。非電化で、気動車の走る路線です。私鉄の中国鉄道として開業後、国鉄・JRと120年を経て、里山の中を巡り続ける、地域公共交通と、都市間連絡を担う「JR津山線■」を中心に、発信(応援)するサイトです。
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列車を牽引する機関車は、産業革命に始まる蒸気機関を用いた、蒸気機関車が主流でした。
戦後、石炭の需給逼迫等の理由により、ディーゼル機関車の導入が進められ(電化区間は僅か)、制御の容易さから、海外の技術を導入したDF50などが生産、投入されてきましたが、昭和40年代の無煙化の旗頭になったのは、幹線用では国産で649両が生産されたDD51。地方ローカル線(入換用)用に708両が生産された、DE10でした。
令和となった現在、電化区間の拡大、車両の気動車化(ブルトレ等の客車列車の減少)、貨物列車の減少などにより、機関車への需要が減少、1960年代~1970年代にかけ生産された前記の機関車も世代交代を迎えています。
ここでは、昭和時代のディーゼル機関車(DD51を主として)牽引列車を画像で振り返ります。(画像提供:無記名のものは岡本さん)
旧型客車を牽引して、餘部鉄橋を行くDD51-761
「旧線最終日」のHMを掲げた福知山線DD51-828牽引列車
50系客車(レッドトレイン)を牽引する山陰線の列車
コンテナ貨物列車の運用につくDD51。車掌車も健在
バラスト散布のホキ工臨に就役中のDD51-1125
悲運の和風列車「みやび」を牽引するDD51
DD51牽引列車一挙公開
平成30年7月豪雨により山陽本線が一部不通になり、伯備線・山陰線・山口線経由で運行された迂回貨物列車の米子~幡生では、DD51が牽引
三保三隅~折居を行くDD51857(JR貨物愛知機関区)牽引山陰迂回貨物
架線下行くDD51857(JR貨物愛知機関区)牽引山陰迂回貨物
DD511802(JR貨物愛知機関区)牽引山陰迂回貨物
別所に入る向日町~米子のレール輸送列車。重連の先頭は、DD511192(JR西日本 宮原)牽引
備中高梁に停車中のレール輸送列車。DD511186(JR西日本 後藤)牽引
網干総合車両所~宮原間の12系客車牽引の訓練列車。DD511193(JR西日本 宮原)牽引
配給列車(120高山色の後藤工場への入出場)を牽引する、DD511109(JR西日本 宮原)
コロナ禍の2021年春、「JR貨物 愛知機関区所属のDD51が運用離脱」が報じられました。後継機は電気式ディーゼル機関車のDF200とのことです。
先立つ2020年12月には通常C57,D51の蒸気機関車で運行される観光列車「SL山口号」が、両機とも検査・修繕の為就役できず、2021年3~9月はDD51により「DL やまぐち号」として運転されると公表されました。
2021/7/31(土)のDD51、8/1(日)のDE10の運転の模様を岡本さんが撮影されましたので、ご紹介します。
▢7/31は DD51が牽引
7/31 DD51往路 長門峡~渡川
7/31 DD51往路 地福~徳佐
7/31 DD51復路 篠目発車
▢8/1は DE10の重連で牽引
8/1 DE10往路 地福~徳佐
8/1 DE10往路 徳佐~船平山
8/1 DE10復路 篠目発車