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山口線の現役蒸気機関車
新山口

それぞれの運行の模様は、バナーをクリック

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山口線での蒸気機関車運転について・・・蒸気機関車の営業運転は1975年に終了を迎えていたが、地元や、ファンの要望、国鉄の「遺産として残そう」との方針の基、山口線で、1979年からC57-1で復活運転が始まり、もう1両の営業運転機であるC56と共に、運転されてきた。(何故、山口線かは、観光地を控え、都会から距離があり、新幹線への接続があるとの条件により選定された由)

D51の復活・・・一方有火であったものの営業運転ができないD51も復活の要望が大きく、それに応えるべくD51-200の大規模修繕を実施。2017年秋より、山口線での運転を開始。(同時期に客車もレトロ調のものを新製)一方、C56は営業運転から外れることになり、2018年5月に、山口線で、さよなら運転が行われ、その模様を岡山の岡本さんが撮影されましたので、ここで紹介します。

「ありがとうC56」号
新山口
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篠目

​客車を牽引し入線。D51の後位につく

篠目駅

給水塔の残る篠目駅でD51牽引のSL「やまぐち」号とC56牽引の「ありがとうC56」号との行き違いが行われ、多くのファンが訪れ、カメラにその姿を収めていました。

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補機にDD51を従えた「ありがとうC56」号の待つ、篠目に入る、D51牽引のSL「やまぐち」号。奥に給水塔が見える

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島式ホームに並ぶ「ありがとうC56」(新山口行)、SL「やまぐち」号(津和野行)

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​当日の運行については、JR西のニュースリリースからご確認ください。左のイラストをClick

​「やまぐち」号の出発した後、篠目を出る、「ありがとうC56」号

津和野
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​重連で到着した津和野で、客車を切り離し転車台に向かう

​津和野は、島根県南西部の町で小京都と称される町。鯉の泳ぐ水路が有名。文豪森鴎外の出生地。墓も町内にある。

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​山口線には、特急「おき」が運転され観光・ビジネスに活用(キハ187特急おき 津和野)

津和野
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長門峡~地福
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​D51・C56の重連:地福から次の停車駅長門峡を目指す列車(新山口行)

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​D51・C56の重連で走る列車(津和野行 長門峡出発直後)

D51復活記念運行

2017年11月26日 当日の運行については、JR西日本のニュースリリースから

D51復活記念
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新山口で出発準備。客車を牽引し入線するD51​C57の後ろに・・・復路では先頭

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地福で一休みする列車

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黒煙をはいて、力走するC57・D51の重連

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​津和野を目指して、もうひとっ走り

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「津和野稲成」号
津和野稲荷号

2018年正月に運行された列車については、こちら

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新山口で、補機を務めるDD51に牽引され、入線する客車

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​穏やかな走り

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​力走するC56

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​薄暮の頃、ラストスパートする列車(復路:湯田温泉~矢原)

お気づきでしょうか、「津和野稲号」、ここで「いなり」は「稲荷」では? いえ、ここは、日本で唯一「稲成」と書く神社(大鼓谷稲成神社)だそうです。ちなみに稲成とは、「願い事がよく叶う」という意味だそうで、通常の「稲荷」は、稲が成るが転じたもので、農耕の、後世には商売の守り神とされています。

​海に向かって赤い鳥居が絶景とされる長門市の「元乃隅稲成神社」は、この神社から分霊された由

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2020/12/6 追記

新山口駅開業120周年記念号

12月5日、山口線で、D51 200牽引の「新山口駅開業120周年記念号」が走りました。岡山の岡本さんから写真を提供いただきましたので、ご紹介します。JRのNews Releaseはこちら

​新山口駅(旧小郡駅 :2003年のぞみ停車化にあわせ改称)は、1900年に山陽鉄道の三田尻(現防府駅)~厚狭が開業した際に設けられたようです

山陽本線、新幹線の他、山口線、宇部線が分岐し、車両基地(旧 小郡機関区)も併設されています。

新山口開業120周年記念号-1
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京都・梅小路
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本線運転に備え整備中のD51200号機(梅小路工場2016-5)

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SL「北びわこ」号にも運用されたC56160(梅小路機関車庫2016/5)

JR西日本の蒸気機関車は、京都梅小路にある整備工場で、定期検査・メンテナンスを行っているようです。2018年8月現在

山口線の営業運転に供される。2両の機関車は、平成30年7月豪雨での、山陽線の不通によってC57は修理で帰省していた梅小路に、D51は返却途中の広島で足止めをくらっているようで、同線のSL「やまぐち」号の運転再開は未定です。

​追記:2018/9/29・・・運転再開。 

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