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「JR津山線はいいぞ」は、岡山と県北津山を結ぶ地方交通線。非電化で、気動車の走る路線です。私鉄の中国鉄道として開業後、国鉄・JRと120年を経て、里山の中を巡り続ける、地域公共交通と、都市間連絡を担う「JR津山線■」を中心に、発信(応援)するサイトです。
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姫新線全通80周年記念
明治25年の鉄道敷設法の東方線として計画された路線と考えられるが、実際に建設が始まったのは遅く、姫路方の余部迄の開通が昭和5年。津山方は因美南線の津山ー東津山ー美作加茂開通が昭和3年。その後東西から延伸し、昭和11年 美作江見ー佐用が開通。同年、津山ー東津山が姫新線に編入され姫新線が全通。その日が10月10日。勃興期、多くの鉄道敷設が企てられたことが、「みまさか鉄道ものがたり」に記されている。昭和40年代長編成の急行の走る、山陰・岡山県北ー関西のメインルートであったが、中国道の開通により、その座を譲り、地域輸送路線となった。
美作土居駅
昭和11年開業の姫新線岡山支社東端の簡易委託駅。かつては交換設備があったようですが、現在は1面1線の棒線駅。2014年の乗車人数は、30人/日。
美作江見駅
津山方向:出発信号機2基が並ぶ
美作市川北にある、合併前の作東町の中心駅であり、2面2線をもつ簡易委託の交換可能駅。駅舎は姫津線津山江見間の開通した昭和9年の建造の木造で、岡山県近代化遺産。又、津山方には、両線に出発信号機があり、津山~美作江見の折り返し列車に対応。スプリングポイントで、津山方からの入線が定位。津山行はポイントを“割り出し”て進行。江見商業の廃校もあり、乗車人数は52人/日
佐用行の単行快速が到着、乗降客無
林野駅
ホームの上屋が、往時を偲ばせる
美作市栄町にある美作市の中心駅で簡易委託駅、POS発券をしている。かつて、島式1面2線をもつ交換可能駅であったが、現在は棒線化。湯郷温泉の玄関口であり、姫新線の急行も停車し賑わったが、2014年の乗車人数は、141人/日。
美作市の姫新線全通80周年イベント
美作市の駅で、写真展やっているとのことで、訪問してみました。
美作土居駅
美作江見駅
林野駅
勝間田駅
“旧”駅舎外観
林野駅方向、構内踏切がホームを繋ぐ。
勝央町勝間田にある勝央町の中心駅で簡易委託駅、車発機で発券をしている。2面2線をもつ交換可能駅で、林野方の構内踏切で、ホーム間を移動する。ポイントはスプリングポイント。2014年の乗車人数は、152人/日。
勝間田駅の新駅舎(2021/3/14):駅舎が新築され、2021/2から使用開始されました
新駅舎外観
新駅舎内部
旧駅舎に残る、通票閉塞野名残
西勝間田駅
西勝間田駅:道路から坂を下りホームに入る。ホームはカーブにあり、カントが設けてある為、列車停車時は傾くと想像される。
開業時の西勝間田駅(「美作の100年」より 勝央町提供)
勝央町黒坂にある昭和38年開業の請願駅。建設費用373万円は全額町が負担。開業日には地区をあげて祝賀会が行われた。津山方左側に単式ホームのある1面1線の駅で、2014年の乗車人数は、18人/日。
東津山駅
駅舎外観
勝間田・美作加茂方
津山方
津山市川崎にある、因美線との分岐駅。当初は、因美線開業の昭和3年に設置された為、因美線の駅であった。昭和11年姫新線が全通した際に姫新線所属の駅に変更になり、因美線の終点となる。列車は、津山駅迄乗り入れており、東津山始終発の列車はない。勝間田(姫新線)・美作加茂(因美線)方面の線路は、一旦単線になった後、分岐している為、同時進入等はない。姫新線は後から建設された為、所属線である姫新線が右に曲がって離れる形態。周囲は、中国自動車道津山インターチェンジに近く、商業施設が多く建設されており、市の代表駅である、津山駅周辺より賑やかであるなどと、揶揄されることも多い
因美線(美作加茂方面)、姫新線(勝間田方面)の分岐形態